僕の生きる道


TVドラマの「僕の生きる道」をビデオで借りて見た。内容は平凡な生活をしていた29歳の高校教師が余命1年と医者から宣告され、それからの人生を一生懸命に精一杯に毎日を生きるといった話である。自分もそうだが一日一日を何気なく過ごし過ぎている。あたりまえのようくる毎日をあたりまえのように生活しているので自分の生活が充実していない。このドラマを観てやはり人生に対しての生き方を考えさせられた。人生だれでも期限があり、終わりがいつやってくるのか誰もわからない。毎日やってくるあたりまえの日をどのように過ごすかはひとりひとりのその生きる姿勢が違う。毎日を今日も一日がんばるという気持ちの人もいれば、何も考えない人もいる。後者の方が多いと思うのだが。やはり忙しいほどその空いた時間をうまく使えるのであって、暇なときほど時間をうまく使いこなせないのである。これは、自己管理にも問題があるのだが。今の俺は人生をなめすぎている。自分を追い込まないと前に進めないようになっている。人は一度身についた習慣に寄りすがっていたがり、新しいことを始めるのに莫大なエネルギーが必要となるために今いる場所からなかなか抜け出せずにいる。新しいことをするということをおそれている。その凝り固まった習慣をぶち壊して新しいことを始めるのには何か強い動機が必要になる。人生をもっと光り輝くものにするために自分を追い込んでいきたい。毎日を必死でいきたい。毎日を疲れきってしまうほど動きたい。毎日汗をかきたい。今の生活は生きたままで死んだ生活をしているようなものだ。もっと生きることに対しての熱くならなければならないと思った。今までは毎日くる『今日』という日を何気なく過ごし、その日に何があるといった程度しか考えていなかったが、これからは、自分が決めた毎日のやることとは別に、朝起きたら今日も生きていられることに喜びを持ち、一日を精一杯生きることを考えることにしよう。朝起きた時にこのことを考えられるようになれば今までとは違った生活を送れるようになると思う。