生きる喜び、力強く生きること

JRの脱線事故が2週間前にあって多くの人が亡くなった。死傷者の人たちはいろいろな思い、期待を持ちながら亡くなって行った・・・これから海外旅行に行く途中であった女性、入学したばかりの大学に通う途中であった学生、オペラ歌手を目指し、来年の春婚約しようとしていた女性。罪も無い人が何でだとおもい、涙がこぼれてきた。
 自分もドライバーを経験していた身で運転することがいかに危険であるか、車が走る凶器であるということを会社で叩き込まれた。入社した研修時に安全運転の徹底を教えられた。しかし、一人前のドライバーとなって実際に仕事が忙しくなると安全に対する意識が薄らいできていた。今回の事故の運転士も仕事、会社に対してのプレッシャーから起きたものだとされる。自分も一歩間違えたらとおもうとゾッとする。会社には十分安全に対しての意識を叩き込まれたのでその点は感謝している。でも仕事をさせすぎるということはどういったものか。

 今の俺は、本当に亡くなった人に申し訳ない生き方をするところだった。毎日を全力で生きていなかった。目標や将来を失いかけていた。でもそんな生き方はマズイ。人生においてうまくいくことばかりじゃない。でも生きていられるだけで幸せなんだ、生きているだけで笑っていられる喜びを十分に理解した。もっと力強く、元気にいきたい。毎朝を迎えられる喜びを噛みしめて過ごしたい。