現実と夢

町のあちらこちらで目にするジャンボ宝くじの宣伝広告。実際買おうか迷ったりした。100枚買えば3万か。3億円当たるとか思い込んで、当たった夢を膨らましてにやついている。けど確率という言葉で現実に引き戻される。夢を見るには買うのはいいかも。でも夢を叶えるには買わないほうがいい。

宝くじの当たる確率を検証
ジャンボ宝くじの場合、1組下6ケタの数字は100000番から199999番までの10万通り。組には01から100までの100通りがあるので、全部で1000万通りとなる。この1000万枚の宝くじが1ユニットとなり、ひとつのユニットの中には6枚の1等(2億円)当たりくじが含まれている。つまり、1000万枚中6枚、確率167万分の1である。年に4回、1回100枚ずつ買ったとして、4175年買い続けないと当たらない確率だという。ピラミッドが作られた頃から買い続けないと、いま当たりくじをゲットできない計算である。これは限りなく実現不可能な遠い夢である。3等(100万円)なら可能かと計算するとこれも625年かかるとのこと。やはり当たらないようにできているものである。