雀鬼、桜井章一

テレビで桜井章一という男が出演していた番組を見た。彼は20年間麻雀において無敗であったらしい。オレは麻雀のことはまったくわからない。テレビで普段披露することは無いのだが、牌を並べ、山を作るとき、自分の取る牌が全て同じマークの牌が並んでいた。彼が言うに勝負すると必ず勝てるという。彼は勝ちに対して悲しさを感じるという。負けないから勝負しても、いじめているみたいでむなしさをかんじるらしい。勝ちつづけてみたいと思うけれど、俺は負けることも必要であると思う。負けによって次にどうすれば勝てるのかいろいろ考えるようになるし、負けることで見えてくることがたくさんあると思うからだ。勝負ということの深さを改めて感じた。