卒業から2ヶ月半を経て

今まで大学を卒業して2ヶ月半不安だらけだった。卒業してしまってやりたいことも見つからず、ただ毎日を何もせずに過ごしていた(世間ではアルバイトもせずに遊んでいることをニートと呼ぶらしい)。自分は何をやりたいのかという問いが見つからず、過ごしていくうちに、就職活動という考え方が薄れていった。というのは、大学時代は、卒業したら就職してどこかの会社に就かなければいけないと周りがいっせいに始める。この流れに乗って自分もなんとなくだが、始めていた。大学卒業=就職という考えが大っ嫌いだった。自分の意思とは反対のことをしているようで。みんな就職が決まり、やりたくない仕事をアセってこぎつけ、働く人を卑下していた。しかし、この2ヶ月自分がどんな生き方をしたいのか多少なりとも考えた。まだ先が全然見えていないがとりあえず今やらなければいけないことはわかった。やはり仕事だ。大学時代のように就職に対しての焦りもなくなり、別に何かしたわけでもない2ヶ月間がとても貴重な期間に思えた。この期間で大学時代のように流されて働くような考え方にはずれることで焦りも消えたし、仕事に対してのやる意欲も沸いてきた。そしてなにかやりたいことを始めるにもまずは元ゼニを貯めるという目標ができた。やりたいこととは違っていても願望(やりたいこと)を達成できるステップを今歩みだそうとすることができた。これも2ヶ月の間、就職活動という概念(自分を焦らせ、不安にさせてきたもの)を取り払うことができたことで、自分の意思で決めた道なのだ。だから自発的な行動を起こすことができた。本当にこの2ヶ月間、外見はだらだらテレビを見たり、スロットしたり、寝てばかりいたり、していたが、内面がその反対の考え(何か行動を起こさなければいけない)と奮いたったのだ。けれどもこれでやっとスタートラインに立ったのであってゴール(目標・願望=やりたいこと)は当分先のことだがそのゴールを見失わないように、働きながら常に自分はどう生きたいかという問いから逃げず真剣に向き合っていかなければならない!!