自分の人生は自分で決める

明日たとえ事故に遭って死んだとしても悔いの残らない、自分の人生に対して「こう生きたいんだ!」と胸を張って言えるような生き方をしたい、自分の人生は他の誰でもない自分決めるもの。だから自分はどう生きたいかという問いから逃げずに、真剣に向き合うことだ。

誰にだって必ず能力(タレント)がある。そのタレントで輝けるはずだ。「自分らしさ」を最大限発揮している人のパワーは、誰にも止められない。「つぼにはまれば、自然にさらなる向上に向けて自分で勉強・鍛錬していく。この次元に達したときはじめて、今の厳しい社会状況の中で「戦って勝ち残る」力になるのではないかと思う。問題はそれが何かを自分自身が認識できるかどうか。これが難しいが自分で見つけ出すしかない。

自信の持ちようは「夢中になったかどうか」である。今までの人生において、「これでもか!」というだけの力を出しきった経験があるかどうか。「自分はここまでやった。もうこれ以上はできません」と言い切れるだけ力を出し切ってモノゴトに取り組んだとき、人は始めて胸を張って「私はこれをやりました」と思え、それが自らの決断を実現できるということにつながってくるのだ。じぶんが何に対してであれば心からの力を出し切れるのかをもう一度、ゆっくり考えろ。人生において何をやり遂げたいのか、真正面から逃げずに考える。

仕事をして得られる一番の報酬は「成長」である。自分を信じて「任せて」くれた人がいる。それに応えようと、自分なりに考え、苦労して、考えて、やってみて、解決・達成でき、今までできなかったことができるようになったとき、自分の夢を実現する上で必要な階段を一歩進むことができたのだ。結局は、どんな内容の仕事であれ、任されたことにしっかりと応えていくことで、今までできなかったことが少しずつできるようになってくるのだ。裏を返せば、任されたことを、自分なりに存分に「こだわって」やり遂げられれば内容が何であれ成長の場になることは間違いない。自分がやらなければほかの誰もやらないという立場になったとき、どんな困難や問題もじぶんでいかに解決するかを考え、実行したときに、初めて人間として成長があり、人としての厚みが増してくるのだ。

自分のやりたいことは、そう簡単に明確化できるものではない。だからと言って、何も表現せず、何も行動に起こさなければ、自分の中の「何か」に近づくことすらできない。大切なのは、自分の中に必ずや何か(タレント)があるんだと信じて、1歩ずつでも近づく努力をすることだと思う。それは、放っておいては絶対に見出せないことではないか。とにかく自分の好き嫌いをハッキリさせることが重要。そして数年後、最高の人材になるためにすべきことを考えて行動してみて!まずは、自分の進みたい方向に向かって今できることをしっかりやることだ。