走り続ける

今日今この瞬間から走り出す。今のことだけ考え、ひたすら前を見続け、走る。誰よりも速く、そして遠くへ駆け抜けるために走る。どんなことが起こるか、どんなことが待ち受けているかわからない。先が見えない。闇の中を光を求め、走る。風や雨が勢いよく肌に絡みつき、行く足をさえぎるがひるまず前へ進む。やがて、風が俺の背中を後押ししてくれ、雨が俺の体を潤おしてくれる。走り続けたい。止まっていては何もおきない。本気で生きる目的を見つけたい。自分が変わると思った瞬間から人は変わることができるのだ。歩いてもいい。時には全速力で走らなければいけない。でも走り続ければ必ずゴールにたどり着ける。ただひたすらに前を見ながら俺は走り続ける。