天才になる!?実践編

           脳トレーニング

   創造的知性

1.空想する→空想を活用して想像力に磨きをかけ、心の目に映る色彩や質感を際立たせ、記憶力を強化し、話をしたり、書いたり、ほかの人の想像力を魅了したりする能力を向上させるのだ。
2.夢を見る、夢を書き留める
3.絵の描き方を学ぶ
4.ジョークを言う習慣をつける→ジョークは想像力の産物であり、思いがけない新たな連想を生み出す。
5.連想ゲームをする
6.遊び場をつくる→どの分野で遊びたいのか判断し、遊びたい気分にさせる状況をセッティングする。暇なときは気軽に楽器を手に取ってみる、スケッチブックを持ち歩くようにする、考えや詩やアイディアが浮かんだらいつでも書き留められるように、どこへ行くにもメモ帳を携帯する、
7.物語の話し手となり、聞き手となる

   個人的知性

8.自分自身を最良の友とする→自分自身に心から満足していなければ、他者との関係もうまくいかない。今の自分に満足するということは、当然、常に進歩し続けることを意味する。脳は自然な欲求として、生涯学び続けよう、成長し続けようとするのである。
9.複合知性のほかの能力を伸ばし続ける

  • 楽器を演奏する
  • ボードゲームの腕を上げる
  • 読書
  • 知識を得る
  • 映画や芝居を観る
  • 外国語を習得する
  • 音楽を聴き、学び、音楽通になる
  • ディベートや議論の技術を身に付ける
  • 機械や体を操作する技術を向上させる
  • 感情をコントロールする技術、社交術に磨きをかける

自己開発計画は、細かく分割して実行する。あまり熱中し過ぎないようにする。一日でレオナルドダヴィンチになろうとしてはいけない。まずムリのない目標をいくつか設定し、最初に習得すべき技能を身に付け、目標を達成したら次に進む。

10.感情を表現する→好意、愛情、感謝をもっと頻繁に周囲の人に表すようにする。
11.瞑想術、自己暗示術、自己催眠術を試してみる
12.満足を感じた瞬間をかき集める→一日を過ごしながら「満足を感じた瞬間」を見逃さないようにしよう。子供の笑顔を見たとき、おいしいコーヒーやお茶を飲んだとき、鳥の鳴き声を耳にしたとき等々、どんな小さなことでも、喜びを感じた瞬間を記憶する。このような瞬間に遭遇したら、心の中でスナップ写真を撮り、後で見返したり、今の喜びをかみしめたりできるように「記憶」というアルバムに収めておく。
13.徹底した自己分析、自己管理

  • 私は何を成し遂げたいのか?
  • 私は何者なのか?
  • 私は何がしたいのか?
  • 私はどんな人間になりたいのか?


   社会的知性

14.自分と他者が驚くべき存在であることを常に意識し続ける
15.映画や芝居を観に行く→舞台では多彩な人間関係が演じられ、多くの場合、そこになんらかの批評が加えられている。したがって、劇場は人間関係の多様性への理解を高め、その理解を実生活に取り組むためのすばらしい養成所ということになる。
16.いろいろな疑問について考えをめぐらす
17.偉大な人々から学ぶ
18.社会的視野を広げる→祭典、コンサート、祝賀会をはじめとする、さまざまな社交の場に足を運んでみる。
19.いろいろな人の話を集める
20.プレゼンテーションの講習に参加する
21.印象的な服装を心掛ける→常に自分自身を演出し、相手の感覚や知性を訴えかけるようにしよう。その意味で、服装は特に重要だ。我々は他者を着ている服の清潔感、色合い、素材、仕立て、TPOで判断している。
22.相手の良い面を探す癖をつける
23.相手のユニークな面を見つける

   精神的知性

24.自然と触れ合う時間を持つ→郊外、近所の公園など、屋外で過ごす時間をできるだけ増やすようにする。天才と呼ばれる人、精神的指導者の多くが「万物との対話」からひらめきや、悟りや、何かを見抜く力が生まれると語っている。
25.頭の断食→日々暮らしの中に、精神の落ち着きを日常的に乱しているものはないだろうか?テレビはどうだろう?ラジオや新聞が毎日のように伝えてくる憂鬱なニュースはどうだろう?そのような習慣的イライラから逃れ、その時間を自分の精神にささげよう。
26.日々、精神をリフレッシュさせる→精神をリフレッシュさせる方法を見つけ、毎日実践しよう。自然に接する時間を持つもよし、静かなひとときを過ごすもよし、他人の手伝いをするもよし、精神面の目標を追及して瞑想するもよし。

   身体的知性

27.定期的に運動する
28.筋力を鍛える
29.柔軟性を身に付ける→ヨガやダンスを始めてみる
30.有酸素運動をする→ジョギング、水泳、サイクリング、ダンス
一分間の心拍数が120強となるぐらいの運動を一回に20分間、週に最低3回は行うようにすると「脳の栄養」として必要な酸素が供給されることになる。
不思議なもので、疲れて、不機嫌になったり、自分や他者にいらいらするのはまさに一日の仕事が終わったときであり、そんなとき、一番やりたくないことは運動だ。しかし、こんなときこそ運動すべし!それは、この時間になると、脳と肉体のコンディションが下がり、血中、体内、脳内を巡る酸素は質の悪いガソリンのような状態になっている。そんな時間だからこそ、体内の循環システムが筋繊維一本一本、脳細胞の一つ一つに高品質の燃料を送り出せるよう、新鮮な酸素を供給する必要があるのだ。
31.気分転換をする
32.健康的な食事を取る
33.運動したくなる体をつくる
34.息抜きしてストレスを減らす→ストレスは心と体の「殺し屋」。餌食にならないようにする。そのためには、仕事中は定期的に休息を取り、気持ちを和ませる音楽を聴き、運動を習慣化し、小説を読み、自然の中を歩き、友人たちと楽しいひとときを過ごし、笑うことだ!全て行うこと。

   感覚的知性

35.目の保養を怠らない

  • さまざまな色を見分ける練習をする
  • 絵の入門を受講する

36.常に耳を楽しませる

  • 最高のオーディオ設備で音楽を聴き、コンサートに足を運んで生演奏を聞く

37.鼻に思いがけないプレゼントをする

  • 鼻も定期的に自然の中に連れて行ってあげる。
  • 雨のにおいを嗅いでみる。独特の香りがしないだろうか?
  • さまざまなエッセンシャル・オイルの香りを嗅ぎ分けられるようにし、実際使ってみる
  • さまざまな花の香りを嗅ぎ分けられるようにする
  • 嫌気を起こさせるにおいや、ヤル気を起こさせるにおいにもっと敏感になる

38.味覚を楽しませるごちそうをきちんと与える

  • できるだけ多くの国の料理を食べてみる
  • 常にさまざまな食感の食品を取るようにする
  • 口、歯、歯茎の手入れをする
  • ワインのテイスティングの技術を磨く。これは、創造的知性および言語能力と見事にリンクしている→自分の舌が本当に感じた印象を、創造的な新しい言葉で説明する方法を見つけよう。もちろん、ワインに限らず、チーズ、パン、ビール、チョコレートなど、何でも好きなものの表現法を考えてみよう。

39.常に肌を満足させる

  • 刺激的で、肌触りのいい、さまざまな素材の服を着るように心掛ける
  • 肌と髪の毛に定期的にオイルを塗ってやる。ぞくっとする快感を味わえるはず

40.直感を磨く

   数値的能力

41.実生活の数字→ダーツの301点から得点分を引いていき、ぴったりゼロにした者を勝ちとするゲームで各自が残りの投げ矢であと何点取ればいいのか、割り出すといったようなこと。

42.暗算をする
43.頭をつかうスポーツやゲームをするビリヤードダーツも数値的能力を伸ばすには良い方法だ。
44.自分の金をきちんと管理する

   空間認識力

45.ボードゲームで遊ぶチェス囲碁は空間認識力を伸ばす素晴らしい手段である。
46.球技の技を磨く
47.コンピュータ・ゲームで遊ぶ→最近のコンピュータ・ゲームは、知覚速度と反応速度を高めるという点で、空間認識力の訓練にうってつけの手段だ。中でもお勧めが架空の都市をつくり上げていくゲームである。
48.ダンスや運動をする

   言語能力

49.語彙を増やす
50.さまざまなジャンルの本を読む
51.ポケット判の辞書を買う
52.類義語辞典を買う
53.速読術を学ぶ
54.言葉を読んで覚える
55.新しい言語を学ぶ