おじさんの魅力

実家に帰っておじさんがどこか飯でも食いに行こうかといったので一緒にうなぎを食べに行った。実家に帰るとよく行くうなぎやだがとてもうまい。おじさんとも話しをするが、女がいるのかとか、なんかやっているかとか、仕事は見つかったのかとかなど話し、おじさんには1年という期限を決めて何かを見つけて、見つからなかったら普通に就職すると宣誓した。おじさんは社交性があり、誰とでも気軽に話す。そういうところがうらやましく思う。おじさんが言うにはデパガのネエチャンとは仲が良いとか言ってた。それに友達も多く、すぐ仲良くなってしまうらしい。おじさんいわく、恥ずかしがってるようじゃしょんないぞ、そんなもんとんじゃかないわだとさ。俺もおじさんのように気軽に、なれなれしくなりたいと思った。
 なぜか喋りがうまくないんだよねと質問したら、それは経験だといっていた。幸治はまだぜんぜんいろんなことを経験していないから話す内容が詰まってしまうんだといっていた。たくさんの経験が話しのうまさと話す量に比例するんだなと考えさせられた。